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県内初!紀の国ブラインドランナーズ始動!

〜「走りたい」の思いにこたえ、「伴に走る歓び」を得るボランティア〜

 

福祉わかやま(201712月号)「ふだんの・くらしの・しあわせを支えるひとたち」のコーナーで取材させて

いただいた、松林正樹(まつばやし まさき)さんが、当時の取材で夢と語っておられた「仲間たちと走りたい!」

という思いを叶えた瞬間を取材しました。

 

■県内初!「紀の国ブラインドランナーズ」始動!

フルマラソンの距離をたすきをつないで走る「第9回城まちわ

かやまリレーマラソン」(12月2日、和歌山市の片男波海水浴場)

に、視覚障害のあるランナー8名と、伴走ボランティア10名から

なる「紀の国ブラインドランナーズ」が出場しました。ブライン

ドマラソンのグループ結成は県内初となります。

 メンバーは、マラソン同好会や職場で松林さんが知り合った方

を中心に構成され、松林さんは「ブラインドランナーを超えるボ

ランティアが集まってくれ、大変うれしく、驚いている」とおっ

しゃっていました。

 

■二人を繋ぐのは、1本のロープと信頼

ブラインドマラソンとは、視覚に障がいがある方が走ることを

言いますが、視力0.03以下の方は基本的に伴走者と走ります。

伴走者はランナーの様子を感じ取り、ペースや会話を工夫する

など、安全に配慮しながらゴールへ導きます。

もちろんスポーツですので個人差はありますが、一般のランナ

ーと遜色なく走り抜けるスピード感に、二人が一体となる力強さ

と絆を、沿道からも感じ取ることができました。

 

 

■伴走ボランティアを始めたきっかけ

5年前のフルマラソンに出場した際、伴走ボランティアを見て

関心を持ちました。調べてみると長居公園(大阪市)で定期的に

ブラインドマラソンの練習会が開催されていることを知り、参加

するようになりました。現在は数名の方のパートナーとして、

日々の練習や、大会に出場しています。

介護福祉士として働く松林さんにとっては、相手の状態を見な

がら、コミュニケーションを必要とする伴走は、仕事で培った能

力と趣味を活かせるボランティア活動でした。

チームを結成したことで、オフシーズンには和歌山でのチーム

練習も行いたいとおっしゃっています。

 

■和歌山で走りたい!を応援したい

 伴走ボランティアの知名度はまだまだ低く、視覚障がい者が

走りたいと思っても、パートナーの都合がつかず、なかなか実現

しないことがあります。

 しかし、グループができたことで、走りたいときに走れる環境

に一歩前進しました。

 今大会は、一緒に練習したことが無い方同士がペアになるな

ど、交流が大きな目的でもありました。

初めてチームとして大会に出場し、仲間が沿道から声援を送

る姿を、嬉しそうに眺める松林さんの笑顔が印象的でした。

 

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。これを機にブラインドマラソンをはじめ、障

がいのある人もない人も、ともに楽しめるスポーツが、県内でも普及するよう引き続き応援したいと思います。

(文責:岩ア有吾)

 



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このページの最終更新日: 2018年12月25日